やけどを早くきれいに治したい方は当院にご相談ください!
熱いお湯や油、アイロンなど高温なものに触れることで、やけどが生じます。
やけどを起こさない温度のものでも、長時間接触することで低温やけどを起こしてしまうこともあります。
それ以外にも、化学物質や紫外線の刺激など、やけどが起こる原因にはいろいろなものがあります。
やけどは深さによって異なりますが、適切な治療を行わないと感染を起こして症状が悪化したり、跡が残ったりしてしまいます。
やけどを早くきれいに治したいという方には、当院での治療をおすすめします。
【目次】
当院でやけどの治療をするメリットは?
- やけどのレベルを正確に診断できる
- 感染を予防して症状の悪化を防ぐことができる
- 適切な処置を行い、傷あとが残るのを最小限にできる
- 深いやけどで跡が残った場合にも、対処して目立たないようにすることができる
やけどは状態によって必要な治療が異なりますが、専門的知識をもっていないと状態を正確に判断することができません。
適切な治療を行うためにも、一度クリニックを受診するとよいでしょう。
やけどをすると肌を守るバリア機能が低下するため、細菌に感染しやすくなってしまいます。
早くきれいに治すためには、患部の感染を防ぐことが重要です。
また、深いやけどの場合には、適切な治療を行っても傷あとが残るリスクが高くなります。
当院では傷あとの治療も行っておりますので、傷あとを改善したいという希望にも対処することができます。
私のやけどは浅い?それとも深い?深さによるやけどの分類
やけどは皮膚がダメージを受けた深さによって、症状の現れ方や治るまでにかかる期間が異なります。
やけどは深さによって、次のように分類されています。
皮膚のごく浅い部分にのみダメージがある「Ⅰ度熱傷」
皮膚のごく浅い部分にダメージがおさまっているやけどです。
皮膚に発赤やむくみ、痛みなどが生じますが、数日すると自然に治ります。やけどの跡は残りません。
真皮の浅いところまでダメージが及んだ「浅達性Ⅱ度熱傷」
真皮の浅い部分までダメージが及んだやけどです。
発赤や痛みに加え、水ぶくれができるのが特徴です。
適切な治療を行えば、1~2週間ほどで治ります。
やけどの跡が残ることは多くありませんが、やけどした部分に色素沈着が生じることがあります。
真皮の深いところまでダメージが及んだ「深達性Ⅱ度熱傷」
真皮の深い部分までダメージが及んだやけどです。
皮膚の色は赤くなったり、紫色~白色になったりします。
水ぶくれもできます。
痛みを感じる皮膚の神経もダメージを受けるため、痛みは感じにくくなります。
適切な治療を行っても治るのに2週間以上かかり、やけどの跡が残る可能性も高くなります。
皮下組織までダメージが達している「Ⅲ度熱傷」
皮下組織までダメージが達しているやけどです。
皮膚は黒色や褐色、白っぽい色になります。
水ぶくれはできません。皮膚の血管だけでなく神経も全滅するため、痛みはほとんど感じなくなります。
適切な治療をしても治るまでに数か月かかり、手術をしないと皮膚に引きつったような目立つ跡が残ります。
浅いやけどにはどんな治療をするの?
患部を十分に冷やした後、塗り薬や貼り薬で処置します。
早くきれいに治すためには、患部を乾燥させないようにすることと、清潔に保って感染を防ぐことが大切です。
深いやけどにはどんな治療をするの?
患部を十分に冷やした後、塗り薬や貼り薬で処置します。
深いやけどは皮膚へのダメージが大きく皮膚のバリア機能が低下しているため、より感染予防対策が重要になります。
皮膚の再生が期待できない場合には、皮膚移植などの手術が必要になることもあります。
やけどに関するご質問
やけどしたときにはどんな応急処置をすればいいですか?
すぐに患部を冷やすことが大切です。
水道水などで、患部を15~30分ほど冷やしましょう。
衣類の下の皮膚をやけどしたときには、衣類を身に着けたまま、衣類の上から冷やすようにしてください。
衣類の上から冷やすことで、着脱にかかるロスタイムを省いて早く冷やすことができます。
また、慌てて皮膚から衣類をはがすと、水ぶくれを破いたり皮膚を傷つけたりすることが増えてしまいます。
化学物質が付いた場合には、すぐに洗い流しましょう。
応急処置後には、できるだけ早く受診するようにしてください。
やけどの跡を最小限にするために気を付けることはありますか?
患部の感染を防ぐことが大切です。
そのためにも、患部を清潔に保ち、きちんと保護しましょう。
深いやけどになると跡が残るリスクが高くなるため、患部の状態が落ち着くまではこまめな通院をおすすめします。
仕事や家庭などの事情により、通院が難しい方はご相談ください。
塗り薬やテープ保護などの処置を指示された場合には、指示を守って処置しましょう。
患部はバリア機能が低下しているため、患部への刺激を抑えることも大切です。
紫外線に当たると色素沈着しやすくなるため、患部が治った後も紫外線対策を続けましょう。
やけどをしないためにはどんなことに注意すればいいですか?
熱いお湯やアイロンなど高温な物に、不用意に触れないようにしましょう。
化学物質を扱うときには、長袖の衣類や手袋などを使用して肌の露出を抑えてください。
低温やけどを防ぐためには、カイロなどを長時間同じ部位に当てないことが大切です。
また、湯たんぽを使用するときにはカバーを使用して直接肌に触れないようにし、温度が高くなりすぎないように注意しましょう。