なくしたいホクロを除去できるホクロ治療!
ホクロはチャームポイントにもなりますが、大きさや位置によってはコンプレックスにもなってしまうものです。隆起したホクロがあると、メイクやムダ毛処理の邪魔になってしまいます。
ホクロをなくしたいとお悩みの方には、ホクロを除去できるホクロ治療がおすすめです。当院では、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)、電気分解法、切除法によるホクロ治療を行っております。
【目次】
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
こんな方におすすめです
- 5mm以下のホクロ
- メスを使用したくない
- 施術時間を短くしたい
- できるだけ負担の少ない方法で除去したい
施術内容
炭酸ガスレーザーをホクロに照射し、ホクロの組織を蒸散して除去します。
当院で使用する「CO2レーザーシステムUAL3000DP」は周辺組織への影響を抑えることができるため、肌への負担が少なく、傷跡も残りにくいというメリットがあります。
ホクロが深いところまである場合には、傷跡が残らないようにするため複数回に分けて施術することがあります。
副作用・ダウンタイム
患部の赤みは1~3か月ほど続きますが、次第に落ち着いていきます。また施術後は患部にくぼみが見られますが、少しずつ組織が盛り上がって目立たなくなります。
個人差がありますが、3~6か月ほどで傷跡がほとんどわからなくなります。
電気分解法
こんな方におすすめです
- 5mm以下のホクロ
- 施術時間を短くしたい
- 出血したくない
施術内容
高周波電流の熱を利用して、ホクロを焼灼しながら除去します。電気メスによって焼灼しながらホクロを削り取るため、出血がほとんどないというメリットがあります。
5mm以下のホクロであれば、ほとんど1回の施術で除去できます。
副作用・ダウンタイム
患部にかさぶたができます。かさぶたが自然にはがれた跡の皮膚はピンク色ですが、次第に色が変化して周りの皮膚になじんでいきます。施術後は患部にくぼみがみられますが、少しずつ組織が盛り上がって目立たなくなります。
個人差がありますが、3~6か月ほどで傷跡がほとんどわからなくなります。
切除法
こんな方におすすめです
- 5mm以上の大きなホクロ
- 悪性の可能性のあるホクロ
- 1回の施術でしっかり除去したい
- 再発したくない
施術内容
ホクロとその周囲の組織を切開して取り除き、傷跡が目立たなくなるよう丁寧に縫合します。縫合跡はホクロの大きさや位置によって異なりますが、ホクロの直径×4倍ほどの大きさになります。
切除法は深いところにあるホクロの組織まで除去することができるため、再発の可能性が少ないというメリットがあります。
縫合糸は、約1週間後の通院で抜糸します。
副作用・ダウンタイム
施術後は患部が赤くなったり腫れたりしますが、時間とともに落ち着いていき、1か月ほどで目立たなくなります。
施術6か月後には周りの皮膚となじみ、ホクロを除去したことがほとんどわからないようになります。
よくあるご質問
痛みはどれくらいありますか?
施術前に局所麻酔をするため、施術中の痛みはありません。局所麻酔をするときに痛みはありますが、我慢できる方がほとんどです。
ホクロの大きさや位置、施術方法によって施術後から翌日まで痛みが続くことがありますが、痛み止めの内服薬で対処することができます。
洗顔はいつからできますか?
洗顔は当日より可能です。テープを貼っている場合には、濡れたら貼り替えてください。洗顔料を使用するときには、傷跡に洗顔料が残らないように注意しましょう。
施術後すぐにメイクできますか?
患部をテープで保護し、その上からメイクするのであれば施術翌日より可能です。直接メイクをするのは、傷跡が塞がってテープが必要なくなってから可能になります。
施術後に気をつけることはありますか?
施術後は患部をこすったり押したりしないようにしましょう。軟膏の塗布やテープの処置を指示された場合には、指示通りに行ってください。
かさぶたを無理やりはがすのは厳禁です。自然にはがれるのを待ちましょう。
施術後の患部は外部からの刺激を受けやすくなっているため、必ず紫外線対策を行ってください。
再発することはありますか?
切除法は再発することがほとんどありませんが、炭酸ガスレーザーと電気分解法はまれに再発することがあります。
ホクロの除去はできるだけ傷後が目立たなくなるよう、最小限の範囲で施術します。そのため深いところにあるホクロが全て除去できず、再発してしまうことがあります。
悪性かどうかを確認することはできますか?
ホクロを除去する前に、ダーモスコープという拡大鏡でホクロの状態を診察し、悪性の可能性があるかどうかを確認します。悪性の可能性がある場合には切除法でホクロを除去し、病理組織検査に提出して詳しく調べます。
保険は適用されますか?
ホクロ除去は基本的に保険適用外ですが、悪性の可能性がある場合や生活に支障をきたしている場合(目元にあるホクロが視界を遮る、衣類に引っかかってよく出血するなど)には、保険適用となる場合があります。保険適用になるかどうかは、診察時に確認させていただきます。