アザの治療は効果が高いQスイッチYAGレーザーで
青アザ、茶アザの治療には、体への負担が少なく高い効果が期待できるQスイッチYAGレーザーがおすすめです。
【目次】
- 青アザ、茶アザに効果的な「QスイッチYAGレーザー」
- 「青アザ」の種類と治療に関するご質問
- 「茶アザ」の種類と治療に関するご質問
- 黒アザに効果的な「炭酸ガスレーザー」と「電気分解法」
- 「黒アザ」の種類と治療に関するご質問
青アザ、茶アザに効果的な「QスイッチYAGレーザー」
QスイッチYAGレーザーのメリット
高い効果が期待できる
QスイッチYAGレーザーは色素に反応するレーザーを照射し、レーザーの熱エネルギーで色素のある部分の細胞を破壊する施術です。
パルス幅(レーザーを1発照射する時間)が均一で、皮膚の深い部分にも作用するため、1回の施術で高い効果を得ることができます。
体への負担が少ない
レーザーは色素がある部分にのみ反応するようになっているため、周りの皮膚への影響を抑えて施術することができます。
レーザーを照射するときに多少の痛みはありますが、麻酔クリームなどを使用することで痛みを緩和できます。
ダウンタイムが少ない
当日より、洗顔とシャワー浴をしていただくことができます。
患部を含めた入浴は翌日より可能です。
患部以外のメイクは当日からしていただけます。
患部を含めたメイクは、症状が落ち着くまで控えてください。
施術後にかさぶたや水ぶくれができることがありますが、2週間ほどすると落ち着きます。
かさぶたが自然にはがれた跡の皮膚はピンク色をしていますが、次第に周りの皮膚となじんでいき、5週間ほどすると目立たなくなります。
「青アザ」の種類と治療に関するご質問
主な青アザにはどんなものがある?
太田母斑
目のまわりや頬など、顔の片側に生じることが多い青アザです。
生後半年以内に現れることが多く、思春期に目立つようになったり、増えたりすることがあります。
色は青紫色~灰紫青色をしており、褐色の小さな色素班がついています。
異所性蒙古斑
胸やお腹、四肢などお尻や背中以外にできる蒙古斑を、異所性蒙古斑といいます。
通常の蒙古斑は10歳前後までに自然に消失しますが、異所性蒙古斑が自然に消失することはありません。
施術は何回必要ですか?
青アザの濃さや大きさによって異なりますが、5~6回の施術を受けていただくことで、気にならなくなる程度まで消失します。
施術は3~6カ月の間隔をあけて行います。
いつから治療を始めるといいですか?
異所性蒙古斑は10歳までに目立たなくなることがあるため、10歳まで様子をみてもよいでしょう。
太田母斑は乳児期から治療を始めると効果が得られやすいため、早めの治療をおすすめします。
「茶アザ」の種類と治療に関するご質問
主な茶アザにはどんなものがある?
扁平母斑
皮膚の浅い部分にメラニン色素が増えてできる茶色のアザです。
ミルクコーヒーのような色をしています。
生まれつきのものがほとんどですが、思春期にできることもあります。
思春期にできた茶アザには、毛が生えているという特徴があります。
施術は何回必要ですか?
個人によって得られる効果の差が大きく、1回の施術で満足することもあれば、複数回の施術が必要になる場合もあります。
複数回施術を行う場合には、3カ月以上間隔をあけて行います。
再発する可能性はありますか?
扁平母斑は再発率が高い疾患です。治療をしてアザが消失しても、元の状態に戻ってしまうことがあります。
その場合には、再度レーザー治療を行うことで対処することができます。
黒アザに効果的な「炭酸ガスレーザー」と「電気分解法」
炭酸ガスレーザーのメリット
体への負担を抑えて施術ができる
炭酸ガスレーザーを黒アザに照射して、黒アザの組織を蒸散・除去する施術です。
メスを使用せず周辺組織への影響を抑えた施術が行えるため、体への負担を少なくしたいという方におすすめです。
傷跡が残りにくいというメリットもあります。
大きい黒アザや深い黒アザは、複数回の施術が必要になる場合があります。
また施術には局所麻酔を使用するため、痛みを感じることなく施術を受けていただくことができます。
ダウンタイムが少ない
当日より、洗顔とシャワー浴をしていただくことができます。
患部を含めた入浴は翌日より可能です。
患部以外のメイクは当日からしていただけます。
患部を含めたメイクは、症状が落ち着くまで控えてください。
施術後は患部に赤みや軽度のくぼみがみられますが、1~3カ月ほどすると周りの皮膚となじんでいきます。
大きさや位置にもよりますが、3~6カ月ほどすると患部はほとんどわからなくなります。
電気分解法のメリット
少ない施術回数で黒アザをなくせる
電気メスを使用して、黒アザを焼灼しながら削り取る施術です。
焼灼しながら施術を行うため、出血はほとんどありません。
5mm以下の黒アザであれば、1回の施術で済むことがほとんどです。
施術には局所麻酔を使用するため、痛みを感じることなく施術を受けていただくことができます。
ダウンタイムが少ない
当日より、洗顔とシャワー浴をしていただくことができます。
患部を含めた入浴は翌日より可能です。
患部以外のメイクは当日からしていただけます。
患部を含めたメイクは、症状が落ち着くまで控えてください。
かさぶたがはがれた跡の皮膚はピンク色をしていますが、次第に周りの皮膚となじんでいきます。
また、患部に軽度のくぼみが見られることがありますが、少しずつ盛り上がって目立たなくなります。
大きさや位置にもよりますが、3~6カ月ほどすると患部はほとんどわからなくなります。
「黒アザ」の種類と治療に関するご質問
主な黒アザにはどんなものがある?
色素性母斑
俗称でほくろと呼ばれている黒いアザです。
大きさは様々で、扁平なものから盛り上がったものまであります。
幅広い年代にできますが、大きな黒アザはうまれつきのものがほとんどです。
悪性化するおそれはありますか?
生まれつきみられる大きな黒アザは、悪性化するおそれがあるといわれています。