ニキビにお悩みの方におすすめしたい
保険診療によるニキビ治療
ニキビはとてもポピュラーな疾患なので、ニキビに悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。「ニキビのない肌になりたい」「ニキビ痕を残したくない」という方には、当院で行っている保険診療によるニキビ治療がおすすめです。
【目次】
このような方はご相談ください
- ニキビがなかなか治らない
- 繰り返しニキビができる
- ニキビ痕が残るのではないかと心配
- 正しいスキンケアの方法がわからない
ニキビができる原因
皮脂の分泌過剰
ホルモンバランスの乱れやストレス、乱れた食生活や不規則な生活習慣などによって、皮脂の分泌が過剰になります。特に思春期は、男女ともに男性ホルモンの分泌が活発になり皮脂の分泌が過剰になるため、ニキビに悩む中高生が多くなっています。
ニキビを防ぐには、過剰な皮脂の分泌を抑えるのが効果的です。そのためにも、食生活や生活習慣を整え、ストレスをためないようにしましょう。
毛穴のつまり
過剰に分泌された皮脂、古い角質、化粧や汚れなどが毛穴につまると白ニキビができてしまいます。そのため、皮脂の分泌が多いおでこ、頬、フェイスライン、背中、胸にニキビができやすくなります。
毛穴のつまりを防ぐには、皮脂の分泌を正常にするとともに、皮膚を清潔に保つことが効果的です。正しい洗顔方法を身につけ、余分な皮脂や古い角質、汗や化粧などの汚れが肌に残らないようにしましょう。肌のターンオーバーを整えて、古い角質が肌にたまらないようにすることも大切です。
アクネ菌の増殖
白ニキビにアクネ菌が感染・増殖すると炎症反応が起こり、赤ニキビになってしまいます。赤ニキビになると赤みや腫れが起こるため、ニキビが目立つようになります。また、痛みも伴うため生活に支障が生じてしまいます。
アクネ菌は皮脂を好むため、毛穴に皮脂がつまるとそこに繁殖してしまいます。赤ニキビをつくらないためにも、白ニキビの段階で治しておきましょう。
ニキビ痕をつくらないために
ニキビが悪化して炎症がひどくなると、皮膚の表面だけでなく皮膚の深い部分までダメージを受けてしまいます。そのせいで、炎症が治まった後にも皮膚の凸凹や褐色の色素沈着などがニキビ痕として残ってしまうことがあります。
できてしまったニキビ痕をセルフケアで治すのは困難です。医療機関であれば治すことができますが、時間とお金がかかってしまいます。
ニキビ痕をつくらないためにも、ニキビの炎症がひどくなる前に治しましょう。できてしまったニキビは放置せず、きちんと治療することが重要です。
思春期ニキビにお悩みのお子様と保護者の方へ
ニキビは思春期にできることが多い疾患なので、「思春期だからニキビがあって当たり前」「大人になれば治るから治療しなくても大丈夫」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、ニキビは正しいケアをしないとニキビ痕が残る恐れがあります。将来後悔しないためにも、きちんとニキビを治しておきましょう。また、お子様によってはニキビがコンプレックスになることがあるため、保護者の方からも医療機関でニキビ治療を受けることができること、ニキビ治療でニキビを改善・予防できることをお伝えしていただければと思います。
当院のニキビ治療
医療機関では効果の高い治療を行うことができるため、いろいろなセルフケアを自己流で試すよりも早く効果を出すことができます。また、市販の薬やサプリメント、アクネケア専用の化粧品などを購入するよりも、保険診療のニキビ治療の方が費用が安くなる場合があります。
診察
ニキビの症状と肌の状態を確認し、症状に合わせた治療方法をご提案します。
ニキビと間違えやすい疾患もありますので、診察をしてきちんと診断することが大切です。
塗り薬の処方
主に抗菌薬と、ニキビのもとがつくられるのを抑える作用のある塗り薬で治療します。塗り薬を使用することで、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌してニキビを改善・予防することができます。また、皮脂の分泌を正常にして皮脂のつまりを防ぎ、ニキビができにくい肌にします。
内服薬の処方
炎症の強いニキビや膿をもったニキビがある場合には、塗り薬と併用して抗菌薬の飲み薬を処方します。飲み薬を併用することで症状の強いニキビを早く落ち着かせ、ニキビ痕が残るのを防ぐことができます。
症状によって、漢方が処方されることもあります。
スキンケアの指導
ニキビを予防・改善するには、正しいスキンケアを行うことが大切です。正しいスキンケア方法をご存じない方には、洗顔方法、化粧水や乳液などの塗り方、塗り薬の塗布方法を丁寧にご説明させていただきます。
保険適応外のニキビ治療について
当院では、難治性ニキビの治療薬イソトロインの処方、ビタミン類の内服、レーザー治療など保険適応外のニキビ・ニキビ痕の治療を行っております。
保険診療のニキビ治療で症状が改善しない場合、より高い効果を希望される場合には、保険適応外の治療法もご検討いただけます。保険適応外の治療をご希望の方はご相談ください。